任意売却とは、マイホーム(不動産)を購入する際に住宅ローンなどの融資を受けて家を購入している場合において、様々なご事情により住宅ローンが払えなくなった時に、強制的に処分される競売以外、融資を受けた金融機関との合意に基づいて、家を売却する手続きの事を言います。
一般的な任意売却の流れ・手順は以下のようになります。
- 1.当社にご相談
- まずは、お電話(075-602-4878)または、当社のお問合せフォームよりご相談ください。
- 2.物件査定
- お客様との相談後に、不動産物件の価格査定を行います。当社独自の査定ノウハウと近隣相場、取引事例をもとに価格査定を行います。
- 3.専任媒介契約の締結
- お客さまと当社の間で物件販売の契約を結びます。
- 4.債権者との交渉
- 金融機関等の債権者様と弊社が交渉・調整いたします。
- 5.販売活動の開始
- 業者間情報システム・当社ホームページ・各種メディア掲載などご依頼者の要望に合わせた売却活動をいたします。
- 6.売買契約の締結
- 購入希望者が見つかれば不動産売却契約を締結します。
- 7.お引越し
- 不動産の引き渡し前にお引越し。
当社では、新居のご紹介や引越し業者の手配も可能です。
- 8.決済・お引渡し
- 新しい生活のスタート!
任意売却による主なメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット
- ・市場価格に近い金額で売却が可能です。
- ・任意売却の場合、表面上は一般の売却と変わらないため、近隣に知れ渡る前に売却することができます。
- ・不動産取引に必要な諸費用(抵当権抹消費用、司法書士報酬分など)、仲介手数料、滞納分管理費(マンションなど管理費)などは、原則債務者が負担することはありません。
- ・話し合いにより、引越し費用やその他手当を受けとれる場合もあります。
- ・引越し期日を相談できます。
- ・任意売却終了後に残るローンの債務の返済額・返済条件の交渉を、私たち業者が代理となって行い、少額返済を高い可能性で認めてもらえます。
- デメリット
- ・「ブラックリスト」としてあなたの情報が記載されます。といってもブラックリストは住宅ローンを3か月滞納した時点で記載されるので「任意売却=ブラックリスト」入りではありません。
- ・債権者との面談や電話交渉。任意売却を認めてもらうために金融機関などへ連絡をしなければなりません。
- ・任意売却が出来ないこともあります。連帯債務者・連帯保証人などが付いている場合には売却に関する同意が必要となります。保証人などが見つからない、同意を得られない場合には競売しか方法はありません。